Wednesday, July 2, 2014

東部の私立総合大学に通うお姉さんのお話を伺う会

ぽーと会では、これまで何度かアートに興味を持つお子さん達に出会ってきました。「アートをメジャーにしたいけれど、どう進めたらよいのか分からない」「どなたかアートに進まれた先輩のお話が聞きたい」という声を何度か耳にました。 また、過去にも2度ほどアートに関する内容でセミナーを行ったことがありました。

そしてこの度、ロードアイランド州のブラウン大学に通う素敵な現役大学生のお姉さん・Eさんに、ぽーと会でお話をして頂く機会を得ました。 アートを志す高校生の為、Eさんの経験やアプリケーションに関するアドバイスなど、色々な話を伺いました。

Eさんは、アートとサイエンスを組み合わせて、Self-Design Major(あるいはIndividual Major)と呼ばれる自分独自の専攻を作るべく、アドバイザーや教授達に相談・ディスカッションを繰り返しながら授業を取り進めているそうです。 この”Self-Design Major”という言葉は、アメリカではよく耳にする言葉ではありますが、実際にEさんのお話を伺ってみて、「バラエティに富んだ既成の専攻が存在するだけでなく、生徒の興味や情熱に応えて独自の専攻を作り出せるとは、なんと素晴らしい環境だろう」と思いました。

また、アートを志す現役高校生にとって大切な「夏休みの過ごし方」「必ず足を運びたいポートフォリオ・デー」についてや、ブラウン大学と提携しているRhode Island School of Design (RISD)のことなどもシェアして下さいました。

他には、Eさんが去年一年間に取ったユニークなクラスの話、楽しい課外活動の話、ドームでの様子や、はたまた「大学のご飯は?」「ホームシックは大丈夫?」「寒い冬は平気?」などの話も聞かせて頂きました。

この日の高校生たちと、大学一年目を終えたばかりのEさんとは歳も近く、質問も沢山飛び出していました。「来て良かった」「”ため”になった」という声がEさんにも直接伝えられていましたが、後日、参加したお母さんの一人から、「娘がInspireされて、毎日アートの話に花が咲いているんです」という嬉しい報告も頂きました。

・・・・・夏休みも多忙なスケジュールで飛び廻っていらっしゃるEさん、ぽーと会の為に貴重な時間を割いて下さり、本当にありがとうございました!

Written by Chako