10月のぽーと会セミナーは、サンディエゴの公立高校数学教師であり、ティーン2人のお母さんで もあるSmithエリナ先生をお迎えし、”アメリカで変化の時代を生きる”をテーマにお話いただきました。
1)アメリカ社会の変化
近年の30歳既婚・持ち家率の低下、大学卒業後の就職の難しさ、学費の高騰、SNSなど新しい ものの普及スピードの速さをグラフを用いて、具体的に解説していただきました。
2)子供にとっての経験
人間として必要なスキル、子どもたちにとって「経験する」ことの大切さをお話しいただきました。
3)ティーンとのコミュニケーション
親子間の共通の言語力、親子間での異文化理解についてのお考えを、実体験と共に共有してくださいました。
教師として、生徒に対し一人の人間として向き合う姿勢をビデオと共にお話しいただきました。
Q&Aでは、大学進学や、専攻、社会で必要とされる能力、AIとの向き合い方、子育ての悩み等 の質問に丁寧にお答えくださりました。
また、最後にAIに代わりのできないものは何かに関して参加者皆で共有しました。
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AIに関連して:「進化により、それぞれの分野で影響が加速的に現れると思いますが、色々な選択肢を視野に入れて、柔軟な発想で親として子供と関わっていければ良いなと思う」「急速な変化の時代を子供達は果敢に生きているのだと勉強になった。そんな時代だからこそアナログな体験を意識し、親世代も今の時代を理解する努力をしていきたい」「デジタル、AI、スマホなどが当たり前の時代、私たちが感じた新しいものへの抵抗や怖さが子供達の間で薄れているように思う。改めて倫理観、危険性を意識して上手に付き合いたい」「Erina先生の話を聞いてやはり好きな事、AIに代わられない仕事が大切なのだと改めて感じた」「向かないと思われる進路を歩みつつある我が子を見守る勇気が持てた」「今後、変わっていく社会に対応できるよう頑張ろうと思った」。
子育て:「親業はAIには出来ないですね」「子育ては、子が育つと同時に親が育ち、お互いに家族という学校で学んでいるんだなぁと感じた」「親というのはあくまで役割で、親も1人の発展途上の人間であることを意識し、子どもと本当の意味で対等なのだと立ち返る必要があるのかなと感じた。子供に失敗させたくない=自分への失敗を許さない、なのかも」






