Thursday, January 28, 2016

若者のためのキャリア・プランニング

17日(日)も前日に引き続いて工藤倫子さん(http://rinko-kudo.jp/)にお越し頂き、セミナーを行いました。 タイトルは「若者のためのキャリア・プランニング」

日本を拠点に世界でも活躍されている倫子さんと、サンノゼを拠点に日米で活躍されている原田誠先生(http://macscareer.com/about.html)という、二人のキャリア・カウンセラーによる又とないセミナーが実現しました

倫子さんから伺ったお話は「これからの長寿時代、働く期間も飛躍的に延びる中、自分らしく働いていくために今やっておくべきこととは」「あなたはどこで、どんな役に立つことが出来るのか?」「自分の強みを自覚して磨き続けておくこと 」「時代を読み、ずっと先を見据える発想法」「夢を実現させるために欠かせない「あること」」など、参加してくれた高校生たちにとって、恐らく今までにはなかった新しい視点が得られたことと思います。

また、倫子さんの語りかけ・投げかけによって、若者たちの口から素直でその子その子らしい意見が飛び出し、とても微笑ましい光景でした。 大人が思いもしない鋭い意見も飛び出し、関心させられる場面もありました

「時代はものすごいスピードで変わっている」「3年前の常識は非常識に、非常識は常識になっていく」という言葉は、セミナーの様子を後ろで見守っていた私たち親にとっても、目の覚めるような興味深さでした。

セミナーの第二部では原田先生から、「バイリンガル学生のキャリアパス」と題して、アメリカで就職する場合、日本で就職する場合それぞれの具体的な戦略について勉強させていただきました。

アメリカで就職を考えている場合は、大学のキャリアセンターに足繁く通うことや、キャンパスや近隣で行われるキャリアフェアに必ず参加すること、インターンやボランティアを在学中にやれたかどうかが非常に大切というアドバイスを伺いました。

日本での就職を考える場合は、日本に一時帰国して就活をする時期をしっかり頭に入れ、計画的に進めることが大切とのことでした

また、ここで頑張っている学生たちにとって、「アメリカ、日本という選択は、世界中にある仕事のOpportunityの中の一部である」という言葉が非常に心に残りました

このセミナーで発見したことや、倫子さんと原田先生から聞かせていただいた内容を、この先ずっと若者たちが温め続け、考え続けながら暮らしていってくれたら・・・と切に思います。

若者たちが「働き方」ひいては「生き方」を考え始める「きっかけ」「種蒔き」のセミナーになりました。倫子さん、原田先生、本当にありがとうございました。

三連休の中日、現地校のファイナル試験の前という条件の中、参加してくださった皆さんも、本当にありがとうございました

倫子さんのブログでのレポートはこちらです
http://ameblo.jp/n-rinko/entry-12119154615.html?frm_src=thumb_module

・・・倫子さんは翌日、サンノゼでの5講演を控えて出発されました。

倫子さんがサンディエゴに滞在していた3日間は、倫子さんとの出会いを喜んでくださる参加者、倫子さんのお話が聞きたくて初めてぽーと会に足を運んでくださった方々、また「普段は話す機会が少ないけれど、このセミナーをきっかけに親しくなった」という参加者同士がいたりと、倫子さんが来られたことで新たな出会いやご縁が生まれたことにも、感謝の尽きない3日間でした。

Written by Chako 

女性のためのライフ・プランニング

1月のぽーと会には、色々な方たちとのご縁で巡り会った工藤倫子(http://rinko-kudo.jp/)さんが、はるばる日本からお越しくださいました。

倫子さんは、日本全国はもとより、パリ、ドバイ、シンガポール、ウィーンでも講演をされている大活躍中のキャリア・カウンセラーです。著書には“「何も持っていない」と思っているあなたへ”(http://rinko-kudo.jp/book1)などがあります。

そんな倫子さんに、ぽーと会は16日(土)17日(日)と二日間にわたってセミナーをお願いしました。


16日(土)は、「女性のためのライフ・プランニング」と題して、女性が子育てや介護などの様々な条件の中でも成長し続け、未来を切り拓いていくためのマインドセット・発想の転換法について伺いました。

自分の「好きなこと」「やりたいこと」「出来ること」を整理して、自分を見つめなおす時間も設けていただき、今まで意識していなかった自分を発見された方も多かったようです。それら整理したことを元に、「自分にしか出来ないこと」「人とは違うこと」を考える際の秘策についても教えて頂きました。

また、倫子さんがどのようにしてキャリアカウンセラーという仕事に出会い、如何にして経験を積み重ね大活躍の今へと至ったかについて、丁寧にお話してくださいました。倫子さんご自身の「道のり」の中にも、私たちへのヒントが沢山溢れていました。

セミナーでは、「準備は一生整わない。だから既にあるリソースで今やる」「知識は持っているだけでなく、使って智恵へと変えてゆく」「個性も才能。才能をどこでどう役に立てて行くか考える」「これまでの人生経験すべてがキャリア。誰もがキャリアウーマン」「”私なんて”と言って才能を出し惜しむことは、謙遜とは呼ばない。自分が持っている才能を世の中へと発信していこう」・・・などの、心に強く残り、勇気の出るお話が満載でした。

参加してくださった皆さんは、いま置かれている状況も年齢もそれぞれでした。これからやっていくことが明確に決まっている方、いま考えている途中という方、ぼんやりと描いているものの未だ一歩を踏み出していないという方、とライフプランの進行状況についても様々でしたが、倫子さんのお話は参加してくださった皆さん一人ひとりが「これから」を考えていく上での大きな一石を投じてくれました。

会のあと、「“人は言い訳をする天才”という言葉にドキッとした」「“明日明日”とか“でもでも”と言わずに心機一転やってみます」「覚悟を持って生きてこられた方の言葉だから説得力があった」「今の私にドンピシャのテーマでした」「“キャリア・カウンセラー”さんと聞いて少し身構えていたが、癒されるお話だった」という感想を頂きました。

なお倫子さんもこの日のことを、ご自身のブログに載せてくださっています。http://ameblo.jp/n-rinko/entry-12118864131.html


前日サンディエゴに到着したばかりなのに時差ぼけを全く感じさせずに有意義な時間をくださった倫子さん、眠い目をこすりながら倫子さんと一緒にセミナーにもランチ会にも来てくれた息子さん、本当にありがとうございました!

参加してくださった皆さん、ボランティアを快く引き受けてくださった皆さん、ランチ会に参加してくださった皆さんにも心から感謝でした!


Written by Chako