社会人・大学生の先輩スピーカー3人に加えて、大学院を卒業したばかりの先輩をファシリテーターにお迎えしました。
・Textiles and Clothing(emphasis on Design and Marketing)で公立大学を卒業後、日系企業にお勤めのSさん
・Animal ScienceのMajorで公立大学を卒業、秋からVet Schoolへの進学が決まっているKさん
・現在、私立大学のFilm and TV production メジャーに在学中のTさん
・Higher Education Leadershipのmaster's degreeを修了し、Educational Consultantとして活動するAさん
・・・このように、4人の先輩方は出身校、メイジャー、これまで携わってきた多種多様なアクティビティや、将来の夢などにおいて、四人四様の皆さんでした。
また、この会は事前に参加者の皆さんから寄せられていた質問を元に、先輩方のお話を伺っていきました。
High School時代のこと(Extracurricular Activity、カレッジアプリケーション、「いわゆる失敗」と自分で思う経験)、大学時代のこと(それぞれのメジャーでどんなクラスを取っていくのか、お気に入りのクラスとそのクラスを通して知った学ぶことの楽しさ)、また「日本のバックグラウンドを持つことが自身にどんな影響を与えたか」「これまでの日本語学習と日本・日本語・日本文化への思い」「タイムマネージメント」「日米文化における社交の違い」など、多義にわたる内容を、Aさんのファシリテートにより英語でお話していただきました。
・・・これらのお話は、けして単なるQ&Aではなく、皆さんの言葉の行間に「生き様」や「哲学」が垣間見えるものでした。
周囲に惑わされずに、もちろん惑わされる時もあったとしても、どれほど自分の心の声を大切に「Who you are」を生きてきたかということが伝わってきました。
「アクティビティは数ではない」「兎に角やりたいことをやってみることで自分がわかる」「失敗はLearning opportunityであること」・・・などなど、日米2つの文化・2つの言語を持って頑張ってこられた先輩方から滲み出るMind Setは、どこまでもポジティブでした。
また、このように堂々と自分の経験や考えを表現することが出来る若者たちに、胸が熱くなった親御さん方も少なく無かったはずです。
ファシリテーターのAさんを含め、スピーカーのSさん、Kさん、Tさんは、高校生かもっと小さい時から何らかの形で ぽーと会に関わってくださってきたか、存じ上げている方たちでした。
長い時を経て、社会人、大学生になり、こうしてスピーカーとして戻ってきてくださったこと、本当に有り難いことでした。
今後も、この日の参加者のどなたかが将来のスピーカーとして戻ってきてくださることがあれば、こんな嬉しいことはありません。
4人の先輩方、お忙しい夏のスケジュールの中、本当にありがとうございました!
参加してくださった皆さん、そして、「未来が楽しみになった」「これからの高校・大学生活の参考になった」「参加してよかった」などなど感想をお寄せくださった皆さんもありがとうございました!