17日(日)も前日に引き続いて工藤倫子さん(http://rinko-kudo.jp/)にお越し頂き、セミナーを行いました。 タイトルは「若者のためのキャリア・プランニング」。
日本を拠点に世界でも活躍されている倫子さんと、サンノゼを拠点に日米で活躍されている原田誠先生(http://macscareer.com/about.html)という、二人のキャリア・カウンセラーによる又とないセミナーが実現しました。
倫子さんから伺ったお話は「これからの長寿時代、働く期間も飛躍的に延びる中、自分らしく働いていくために今やっておくべきこととは」「あなたはどこで、どんな役に立つことが出来るのか?」「自分の強みを自覚して磨き続けておくこと 」「時代を読み、ずっと先を見据える発想法」「夢を実現させるために欠かせない「あること」」など、参加してくれた高校生たちにとって、恐らく今までにはなかった新しい視点が得られたことと思います。
また、倫子さんの語りかけ・投げかけによって、若者たちの口から素直でその子その子らしい意見が飛び出し、とても微笑ましい光景でした。 大人が思いもしない鋭い意見も飛び出し、関心させられる場面もありました。
「時代はものすごいスピードで変わっている」「3年前の常識は非常識に、非常識は常識になっていく」という言葉は、セミナーの様子を後ろで見守っていた私たち親にとっても、目の覚めるような興味深さでした。
セミナーの第二部では原田先生から、「バイリンガル学生のキャリアパス」と題して、アメリカで就職する場合、日本で就職する場合それぞれの具体的な戦略について勉強させていただきました。
アメリカで就職を考えている場合は、大学のキャリアセンターに足繁く通うことや、キャンパスや近隣で行われるキャリアフェアに必ず参加すること、インターンやボランティアを在学中にやれたかどうかが非常に大切というアドバイスを伺いました。
日本での就職を考える場合は、日本に一時帰国して就活をする時期をしっかり頭に入れ、計画的に進めることが大切とのことでした。
また、ここで頑張っている学生たちにとって、「アメリカ、日本という選択は、世界中にある仕事のOpportunityの中の一部である」という言葉が非常に心に残りました。
このセミナーで発見したことや、倫子さんと原田先生から聞かせていただいた内容を、この先ずっと若者たちが温め続け、考え続けながら暮らしていってくれたら・・・と切に思います。
若者たちが「働き方」ひいては「生き方」を考え始める「きっかけ」「種蒔き」のセミナーになりました。倫子さん、原田先生、本当にありがとうございました。
三連休の中日、現地校のファイナル試験の前という条件の中、参加してくださった皆さんも、本当にありがとうございました。
倫子さんのブログでのレポートはこちらです。
http://ameblo.jp/n-rinko/entry-12119154615.html?frm_src=thumb_module
・・・倫子さんは翌日、サンノゼでの5講演を控えて出発されました。
倫子さんがサンディエゴに滞在していた3日間は、倫子さんとの出会いを喜んでくださる参加者、倫子さんのお話が聞きたくて初めてぽーと会に足を運んでくださった方々、また「普段は話す機会が少ないけれど、このセミナーをきっかけに親しくなった」という参加者同士がいたりと、倫子さんが来られたことで新たな出会いやご縁が生まれたことにも、感謝の尽きない3日間でした。
Written by Chako