Thursday, January 28, 2016

女性のためのライフ・プランニング

1月のぽーと会には、色々な方たちとのご縁で巡り会った工藤倫子(http://rinko-kudo.jp/)さんが、はるばる日本からお越しくださいました。

倫子さんは、日本全国はもとより、パリ、ドバイ、シンガポール、ウィーンでも講演をされている大活躍中のキャリア・カウンセラーです。著書には“「何も持っていない」と思っているあなたへ”(http://rinko-kudo.jp/book1)などがあります。

そんな倫子さんに、ぽーと会は16日(土)17日(日)と二日間にわたってセミナーをお願いしました。


16日(土)は、「女性のためのライフ・プランニング」と題して、女性が子育てや介護などの様々な条件の中でも成長し続け、未来を切り拓いていくためのマインドセット・発想の転換法について伺いました。

自分の「好きなこと」「やりたいこと」「出来ること」を整理して、自分を見つめなおす時間も設けていただき、今まで意識していなかった自分を発見された方も多かったようです。それら整理したことを元に、「自分にしか出来ないこと」「人とは違うこと」を考える際の秘策についても教えて頂きました。

また、倫子さんがどのようにしてキャリアカウンセラーという仕事に出会い、如何にして経験を積み重ね大活躍の今へと至ったかについて、丁寧にお話してくださいました。倫子さんご自身の「道のり」の中にも、私たちへのヒントが沢山溢れていました。

セミナーでは、「準備は一生整わない。だから既にあるリソースで今やる」「知識は持っているだけでなく、使って智恵へと変えてゆく」「個性も才能。才能をどこでどう役に立てて行くか考える」「これまでの人生経験すべてがキャリア。誰もがキャリアウーマン」「”私なんて”と言って才能を出し惜しむことは、謙遜とは呼ばない。自分が持っている才能を世の中へと発信していこう」・・・などの、心に強く残り、勇気の出るお話が満載でした。

参加してくださった皆さんは、いま置かれている状況も年齢もそれぞれでした。これからやっていくことが明確に決まっている方、いま考えている途中という方、ぼんやりと描いているものの未だ一歩を踏み出していないという方、とライフプランの進行状況についても様々でしたが、倫子さんのお話は参加してくださった皆さん一人ひとりが「これから」を考えていく上での大きな一石を投じてくれました。

会のあと、「“人は言い訳をする天才”という言葉にドキッとした」「“明日明日”とか“でもでも”と言わずに心機一転やってみます」「覚悟を持って生きてこられた方の言葉だから説得力があった」「今の私にドンピシャのテーマでした」「“キャリア・カウンセラー”さんと聞いて少し身構えていたが、癒されるお話だった」という感想を頂きました。

なお倫子さんもこの日のことを、ご自身のブログに載せてくださっています。http://ameblo.jp/n-rinko/entry-12118864131.html


前日サンディエゴに到着したばかりなのに時差ぼけを全く感じさせずに有意義な時間をくださった倫子さん、眠い目をこすりながら倫子さんと一緒にセミナーにもランチ会にも来てくれた息子さん、本当にありがとうございました!

参加してくださった皆さん、ボランティアを快く引き受けてくださった皆さん、ランチ会に参加してくださった皆さんにも心から感謝でした!


Written by Chako