2月のぽーと会は、題記のタイトルで健康セミナーを行いました。スピーカーには、カイロプラクティック・ドクターの木野真一先生を2年ぶりにお迎えしました。(2年前の木野先生によるセミナーの様子はこちら→ お仕事シリーズ 第一回 カイロプラクティックドクター)
ふだん共育、進学、キャリアを3つの柱にセミナーを行っているぽーと会で健康セミナー?と驚かれた方もいらっしゃったかもしれませんが、健康あってこそのアメリカ生活、そして医療費の高いアメリカで暮らしていくには、健康に対する問題意識を持って「自分で自分を守る」という視点がどうしても必要になってくることから、次の5点のトピックスで木野先生からお話を伺いました。
1) 放射性物質の影響を出来るだけ抑える医・食・住の工夫とは
2) 姿勢や背骨がゆがむと脳内で何が起きる?子供の学習への影響は?正すと何故「一石五鳥」なのか?
3) 「薬やお医者さんに全てを委ねる生き方」から「自ら健康を生み出す」方法の習得へ
4) 何をどのように食べていけば、脳が本来の役割を取り戻すのか?
5) 体験コーナー:けがや病気の起こりやすさを測る「脳と体のすれ違いテスト」
「自分と家族の健康」は皆さんにとって関心の高いテーマであり、会場からは引っ切り無しに質問の手が挙がりました。質問に加えて参加者からの突っ込みで笑いに包まれて、なかなか先へ進めないという場面もありました。
「衣・食・住の工夫」や「良い姿勢の大切さ」など、どれも大切なことばかりですが、衣食住は親が子供の為に環境を整えることが多いのに対し、良い姿勢は子ども自身でも心がけることが出来るものです。悪い姿勢を続けた結果の背骨の歪みによって様々な全身症状が生じてくるだけでなく、集中力や思考力の低下など学習に関わる影響も出てくるとなれば、とても残念なことです。スマホやゲームの使用時間が長い現代では、姿勢に対する問題意識を子ども自身が持つことが、より大切になってくると言えそうです。
今回のセミナーが健康に対する問題意識を持つ「きっかけ作り」になれば嬉しいと仰る木野先生。「1つでもピーンと来ることがあれば素晴らしい、是非それを実践してほしい」とのことでした。
貴重な勉強をさせてくださった木野先生、本当にありがとうございました! 和気藹々とした楽しい雰囲気を作り出してくださった参加者の皆さんも、ありがとうございました!
Written
by Chako