Monday, November 19, 2018

インサイダーから学ぶ就活の智恵


11月のぽーと会は、日本とは似て非なるアメリカの就活や面接について、インサイダーの目線から教えて頂くセミナーを開催しました。

スピーカーには、これまで企業での採用、コーチング、リー

ダーの育成などに携わってこられ、現在はAshford University

にお勤めで二児の母でもあるRasmussen恵美子さんをお招き

しました。


セミナーでは「仕事探しの大切なファースト・ステップ:

Self-DiscoveryPersonal BrandingSelf-Confidence」「レジュ

メやカバーレターの書き方“コツのコツ”」「 最高のInterview

にするために」という三つの柱でお話して頂きました。


・何百、時には何千というアプリケーションの中で、自分が埋もれることなく発掘されるための方法
・採用側にとっても人材探しは大きな苦労であり、採用側、アプライ側の双方に便利なツールの上手な使い方、アイデアの盛り込み方、リクルーターはどこを見ているか
・「アプライする際に絶対にやってはいけないこと」「必ずやってほしいこと」
・インタビューの裏技、練習方法、本番で使える具体的方法
・全てのプロセスは、自分のパッションを示すチャンス
などなど、枚挙に暇がないほどの智恵をシェアしてくださいました。

またオーディエンス参加型のインタビューの練習コーナーでは、一見ネガティブとも取れる自分の要素をいかにしてポジティブなアピールへ転じるか、というコツを体感することができました。

恵美子さんご自身の経験談、失敗談や、仕事と家庭を両立する為にライフスタイルの変化に合わせて在宅の仕事を増やすなど工夫されている具体例は、女性の働き方について考える上で非常に参考になりました。




・・・この日のセミナーを通して私たちが学んだことは、単に就活のテクニックだけではなく、アメリカで暮らす私達が此処で生き抜くためのマインドセットでもありました。

ぽーと会ではこれまでカレッジアプリケーションに関するセミナーを数多く行ってきましたが、就活もカレッジアプリケーションと同様に、Who I amを知るプロセス”だということがわかりました。また、就活はアメリカのカルチャーや価値観を更に深く知る機会とも言えるかもしれません。

参加してくださった皆さんからも感想を頂きました。
ー就職を考えることは人生の方向性を考えることだと思って、私の仕事にも大きく通じるものがあると思った。インスパイアしてくれる刺激のある出会いとなって嬉しかった。
少し先の将来、子どもが仕事を探すときにアメリカの就活事情がどんな仕組みになっているのか知っておきたいと思い参加した。米系企業で仕事している夫から話は聞いていたが、初めてきちんとまとまった講座としてお話を聞くことができて、新鮮でとても勉強になった。
長年アメリカにいるので随分とカルチャーを吸収してきたつもりでいたが、まだまだ自分は控えめと言うか型にはまっていたかもしれない。もっと自分のパッションを知ってもらうアピールをして良いんだと思った。等々

・・・最近はビジネスコースでのコーチングにもパッション

を注いでおられる恵美子さん。今後も女性が自分の夢を叶え

ていくのを益々お手伝いしたいと仰っています。そしてそん

な恵美子さんご自身の夢もまた大きく叶うことを、心からお

祈りしています。www.herconfidenceherway.com/about/ 


恵美子さんがアメリカに来られて以来、ご自身で築きあげてきたキャリアや、採用にも携わったご経験から培った宝のような就活の智恵を、細部にわたって余すことなく私達にシェアしてくださいましたこと、心より御礼申し上げます。

参加してくださった皆さんも、本当にありがとうございました。




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Sunday, October 14, 2018

Cyber Securityとは? IT業界のキャリアとは?


9月のぽーと会は、「Cyber Securityとは?IT業界のキャリアとは?」を開催しました。

今やコンピューター、スマートフォンなくしては生活が成り立たないほどのネット社会。そんな中で暮らす私達のため、Cyber Security の専門家、Sony Interactive Entertainment Inc. / Product Securityシニア・ディレクターの杉田さんをお迎えして、「オンラインでのサービスを、どうやって安全に使いこなすか」について、解説していただきました。

まずは多くの人たちが利用しているFacebookInstragramTwitterLineSnapchatなどのサービスを例に、どのようにして自分自身でSecurityを強化したらよいか、詳細を教えてくださいました。

また「見破られにくく自分だけが覚えられるバスワードの作り方」「二段階認証について」「自分のパスワードが、どんなサイトに漏れているかをチェックする方法」「スマホとコンピュータでの対処の違い」などについても学びました。

折りしもFacebookが、またもやアカウントの乗っ取りや個人情報流出の可能性が在ることを発表したばかり。危険に晒された利用者の数は5千万人にものぼると伝えられています。

ふだんあまりSecurityについて意識することなく使っている様々なオンラインサービスを、今一度しっかり自分の設定内容を確かめ、できる限り自分で自分を守るという姿勢の大切さを心に刻みました。



また、数あるIT の仕事のうち「キャリアとしてのCyber Security 」について、大学でのメジャー選びから就職に至るキャリアパス、日ごろの業務内容などについてもお話しして頂き、その他のIT業界の仕事についても少し触れていただきました。

この日、Cyber Securityのプロである杉田さんからお話を伺えた機会も非常に貴重でしたが、参加者の皆さんから本当に沢山の質問が次々と挙がり、普段「ほんとうのところは一体どうなのか?」と疑問に思っていながらも確認するすべが無かったことについても回答して頂き、大変ありがたく、視野の広がる時間でした。杉田さんご自身からも、「聞きに来てくださった皆さんとの距離が近いのが、本当に良かった」と言っていただきました。

セミナー開催前から、そして開催後も、「私の知っていることがコミュニティの皆さんのお役に立てるならば、こんなに嬉しいことはありません」という温かく有り難いお言葉を杉田さんに頂いていました。

参加者の皆さんが帰宅されて、このセミナーの内容についてお子さんやご家族と話し合い、Cyber Securityについて更なる問題意識を持つきっかけにして頂ければ嬉しい限りです。

出張の多い多忙なスケジュールの中、貴重なお話を聞かせてくださった杉田さん、本当にありがとうございました。益々のご活躍と、ひいてはCyber Securityを通して世界への益々の貢献を、心からお祈り致します。

参加してくださった皆さんも、本当にありがとうございました!!



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Friday, September 7, 2018

お帰りなさい、先輩! ~社会人・大学生のお姉さんお兄さんと、現役中高生との交流会~


8月最後の日曜日、現地校・新学年スタート スペシャル「お帰りなさい、先輩!」と題した会を行い、「かつてはサンディエゴで中高生だったお姉さん・お兄さん」と、現役中学生・高校生のお子さん達との交流を行いました。

かねてより何人かの方から「お姉さんやお兄さんの体験談を聞いたりお喋りしたりしながら、中高生を発奮させてほしい」「やはり子供は、親世代からよりも年の近いお姉さん・お兄さんから良い刺激を受ける」との声を頂き、このような会の実現をずっと温めていました。

この日、忙しいスケジュールを縫ってスピーカーを引き受けてくださった先輩方は、遥々ロサンゼルスからこのセミナーのために運転して来てくださった2名と、サンディエゴにお住まいの1名でした。




Business Tax Consultantのお姉さんは、州立大学でAccounting MajorJapanese Minorを取得し、現在は多くの日本企業を顧客とする会計系コンサルティング会社で活躍されています。在学中にはインターンや留学も含め、アカウンティングと日本語に特化したプログラムで充実した5年間を過ごされたそうです。日々の業務は大変忙しく、この日も帰宅したらすぐに仕事に取り掛かると仰っていましたが、その姿はとてもイキイキとしていました。

現在、Cinema & Media Studies and Screenwritingを学ぶお兄さんは、UCからコミュニティカレッジ、そしてフィルムの最高峰の私立大学へ編入するという道を選びました。自分の好きな道へ進むため、大学での授業に加え、映画会社、ビデオ会社、TV局などでのインターンやバイトをこなしながら寝る間も削って惜しみない努力をされています。

Food Insecurityの人々をサポートするNPOProgram Managerとして働くお姉さんは、東部にあるリベラルアーツの大学を卒業後、サンディエゴに戻って就職されました。最近では新たな目標を見つけ、日本のバックグラウンドを持った小中学生に英語を教えるクラスを行うというビジネスもスタートされたそうです。

先輩方は一見すると、日本のバックグラウンドを持っているということ以外は三人三様の道を歩いて来られた方たちでしたが、自分の“Who I am”やパッションの声を聞き、好きなことを徹底的に頑張ってきたという共通点がありました。

皆さんそれぞれに、高校・大学時代のこと(アクティビティ、アカデミックなど)、進学する大学を決めた理由、キャリアセンターやカウンセラーのこと、日本やヨーロッパに留学した時のこと、インターンやバイトのこと、現在の仕事のこと等々、ありとあらゆることを、「良い経験だったこと・楽しかったこと」「そうでなかったこと」の両方とも、自然体でユーモアを交えながらシェアしてくださいました。

質問コーナーでは、ひっきり無しに手が挙がる皆さんからの質問にも、一つ一つ丁寧に答えてくださいました。

フリートーク・コーナーは、中高生や親御さんたちが自由にお姉さん・お兄さん達のところへ行って、自由にお喋りをする時間でした。3人の前にはいつも誰かが居て、お喋りが続いていました。




・・・参加された皆さんからセミナー後に頂いた感想をご紹介します。

「お姉さんやお兄さんの話に子供の目がキラキラしていた」「我が子たちが刺激を受けた」「先輩が三人ともパッションを持って進んでいるのが分かった。我が子たちにもそうなってほしい」「日本語の勉強は先輩たちもやはり辛かったんですね。でも今あんなに親御さんに感謝してる姿を見て励まされました」などなど。

・・・この企画の裏話としては、夏の終わりにサンディエゴに実際にいる先輩、いたとしても予定が入っていない先輩、あるいは遠方にお住まいでもこの日SDに戻って来られる先輩は非常に限られているため、先輩探しには大変苦労しました。

けれども、皆さんが「この三人のお話を聞けて本当に良かった」と仰ってくださったこと、また先輩方も「スピーカーをやってよかった」「楽しかった」「自分の経験が誰かの役に立てるなら嬉しい」といってくださったことで、この三人の顔ぶれが集ったことにも意味があったのだなと感慨深いものがありました。

帰り際に或る高校生が「みんなすごく大人ですね。私もあんな風になれるのかな? いつか此処にああやってスピーカーとして戻ってきたい」と自ら言ってくださいました。

思わず胸がいっぱいになる言葉でした。この日の先輩達の中には、ぽーと会初期には高校生の時に客席に座っていた方もいましたので、この日の中高校生のうちのどなたかが、いつかスピーカーとしてお話してくださるとしたら、まるでバトンが次の世代、また次の世代へと渡されていくようで、これほど嬉しいことはありません。

先輩の皆さん、中高生の方が今まさに経験していることや未来に通るかもしれない道のりを、既に悩んだり乗り越えたりしながら歩いて来たからこその、力強い応援メッセージを有り難うございました!皆さんの益々のご活躍を、一同で心からお祈りしています。

朝早くからお集まりくださり、交流会を盛り上げてくださった皆さんにも、心から感謝いたします!



Sunday, June 17, 2018

「100年生きて60年働く時代をどう生きる?」&「人生が劇的に変わる「聴き方」講座」


6月のぽーと会は、日本全国はもとより、海外でも活躍されるキャリアカウンセラーの工藤倫子さん(http://rinko-kudo.jp/)をお迎えしました。

今回の倫子さんの渡米は、20161月に初めてサンディエゴで講演していただいて以来の二度目でした。

あれから2年半、時代も常に動き続け、それに伴い倫子さんによってアップデートされ続けている2つのセミナーを行っていただきました。

63日(日)の「100年生きて60年働く時代をどう生きる?~これからの人生をワクワク生きるために知っておきたい10のこと~」では、いま私達が生きている「もしかしたら多くの人が100歳まで死なないかもしれない未曾有の長寿時代」「AI、ロボット、シンギュラリティ、ブロックチェーン、ベーシックインカム等の様々な新しいシステム、概念が生まれつつある変化の時代」について、データなどを用いて紹介してくださりながら、「私達が今いちど自分自身を知り、得意なこと・好きなこと・出来ることなどを棚卸しをすることによって、未来への準備を着々と進めるためのヒント」を沢山いただきました。

参加者の方達からのご感想を紹介します。
今、専業主婦でキャリア不足と感じていても、誰でも何か出来ることがあるはず。自分の経歴を見直してみるということ、自己資金が1万円しかなくても一万円で出来ることを始めれば良いという言葉が印象に残った」「100年生きちゃうかも!?という事が現実味を帯びてきて、と同時にまだこれから新しいこと始めてもいいんだなと、励まされた感じがした」「子供達に対して将来のビジョンなどを語るうえで少しでも知識をつけておきたいと思って参加した。親の私たちの考えが20年遅れているとか、2050年までには思いもしなかった国々が経済的にも伸びてくる等、新しい知識、考える力を頂いた」倫子さん自身の経験もとても興味深く、子育てが終わった後の人生観も少し変わったような気がする」「自分が今までやって来たことは、これで良かったのだと確信できた」などなど、皆さん夫々の心に残るものがあったようです。




610日(日)に行った第2弾の「人生が劇的に変わる「聴き方」講座」では、キャリア・カウンセラーとして常日ごろ人の話を聴くことを仕事とし、キャリアカウンセラー養成の講義では聴くことを教えている倫子さんから、「大切な人間関係のために“いざ”という時に生かせる、奥の深い聴き方」を学びました。

参加者の皆さんから、「聴くということは心理学なのだと思った。難しいことだが、先ずは自分の聴きグセを自覚することから始めたい」「人とのコミュニケーションの取り方について自分が足りなかった所がわかった。いつもじゃなくていい、何かひとつ、ここぞの時などに実践すれば良いという言葉にも救われ」「一番印象に残ったのは人の気持ちは絶対に分からない、だから分かろうとする努力を止め無い“という言葉」「目からうろこ状態だった。どうしたら相手の話したいことを話させてあげられるかというポイントを実践していきたいと思った」「客観的に自分を観察することができた」等々、たくさんの感想をいただきました。




サンディエゴでの2つのセミナーの間には、アーバインでのセミナー、サンディエゴでの個人セッション、と盛りだくさんのスケジュールを終えて、無事に日本へ帰国された倫子さん。これからの自分が楽しみになる沢山のヒントをありがとうございました。またいつの日か、サンディエゴに「ただいま」と帰ってきていただき、お話を伺うことを楽しみにしています!

セミナーに参加してくださった皆さん、懇親会に参加してくださった皆さんにも、楽しい時間を共有してくださったこと、心から感謝申し上げます。





Wednesday, May 16, 2018

カレッジファイナンス勉強会


4月のぽーと会は、アメリカでの大学進学を考える際に欠かすことができない「カレッジファイナンス」についての勉強会を行いました。

講師にはPFSインベストメントのディストリクトマネージャー・金子ゆかさんをお迎えして、丁寧に解説して頂きました。

FAFSA, CSS Profile, Net Price, Sticker Priceなどなどを始めとし、難解な用語解説を含めたカレッジファインナンスの仕組みを教わりました。また、トランプ政権の税制改革2018による学費やフェデラル・ローンへの影響や、総残高が年々膨れがり社会問題にもなっている学生ローンなどについても、興味深く伺いました。



これらのことを通して、学費準備を出来る範囲内でなるべく早く始めることのメリットを学びました。またその方策として、投資の具体案やその他のアイデアについてもご紹介いただきました。

・・・金子さんによるカレッジファイナンスのセミナーは、ぽーと会では勿論、その他の日系コミュニティでも大変人気の講座です。

カレッジファイナンスを考える時、ただ単に学費のことだけに気持ちが集中してしまいがちですが、私たち親自身の老後の資金や家の購入・ローン、その他もろもろを考慮しながら「家族のファイナンス」全体の中の一つとして学費を位置づける金子さんの考え方は、家族全員の未来を考えるためにも非常に重要なことだと思われました。

「お子さんも含めて、是非ご家族でファイナンスについてお話しをしてみてください」と仰る金子さん。それぞれの家族のファイナンスに合った学費について、その準備について、ひいてはアプライする大学について考えるという一連の流れを、家族全体の問題として考えることを勧めてくださいました。

私たち一人ひとりが、金子さんがお話してくださった膨大な量の情報を収集するには一体どれほどの時間を費やさなければならないことかと頭を抱えますが、こうして日本語で丁寧に解説して頂けることの有り難さを改めて感じたセミナーでした。金子さん、ご尽力くださり本当にありがとうございました!

参加してくださった皆さんも、次から次へと質問の手を挙げてくださり、熱心に聴いておられました。本当にありがとうございました。

「知らなければ損をする、知っていれば選択肢の幅が広がる」という金子さんの言葉通り、このセミナーを通して皆さんの選択肢の幅が広がりますように!





Monday, March 12, 2018

ぽーとカフェ 2018


2月のぽーと会は、ほぼ一年ぶりのぽーとカフェを行いました。

Coffee Tea & Cake を囲んだ「歓談タイム」のあと、今年はタイムマネージメント法について皆でアイデアを出し合う「シェアタイム」、そして ぽーと会発足の初期から会場を提供してくださっている学習塾ピークの姉小路先生にお話を伺うコーナーの三部構成でした。

Cakeは今年もBake Station Double Zeroにお願いしました。お母さん達が癒されるような可愛いケーキをという注文に応えてくださったのがこちらです。↓

美味しいケーキとコーヒーやお茶を味わいながら、お母さん達の「お久しぶり~」や「はじめまして」のお喋りが弾みました。


   
 「タイムマネージメント」法のコーナーでは、現地校にアクティビティに日本語学習にと多忙な子供たちや、彼らの送迎やサポートを始めとしてMulti-Taskingな日々を送るお母さん達が普段から心がけていること、これまで試してきたことなどをシェアして頂きました。

「あらかじめ一週間分の献立表を作って気持ちを楽にする」「電気代も時間もかからない便利グッズの紹介」など家事のコツから、「計画を立てる」「時間を逆算する」「メモ帳や付箋のフル活用」「Googleをスマホのカレンダーとリンクする」などの実践的方法、「時間はたっぷりあると自分に暗示をかけて焦らない」「時間は自分で作り出す」「子育てとはそもそも手間がかかるものだという覚悟を持つ」などのメンタルな方法まで、幅広い角度からのアイデアが出ました。

また、自分の好きなことや大事なことをする時間を作るため、「家族が起きだす前の早朝に起きてやる」「子供と早く寝て深夜に起きる」「隙間時間を利用する」など、皆さん夫々に工夫をされているのが感じられました。

そして「頑張り過ぎないこと」「人の手を借りること」「山のような“やること”の中にポジティブを見つけること」「自分もイキイキと楽しむこと」というお母さん自身の幸せ感の大切さへと話が収束ました。

タイムマネージメント法に関連して、お子さん達が宿題やアクティビティで忙し過ぎることや、やりたいことが多すぎるけれど選べない苦しさなどをシェアしてくださったお母さん方もいらっしゃいました。

・・・ 最後に、長年のあいだ小中高生の指導に当たって来られた姉小路先生から、「思春期の子供を持つお母さんに伝えたい三つのこと」というテーマでお話を伺いました。

これまでも時おり参加してくださる ぽーと会で「子供の気持ち」を代弁したアドバイスをくださり、それが私達の心に一石を投じ、後から後から思い出されることが多いというお母さんが多くいらっしゃいます。

今回も「男性の代表」「子供の代弁者」として、①「お母さんは言いたいことの1/10ぐらいに」②「子供のレールを敷かない」③「子供の心配をしているようで実はお母さん自身の不安なのでは?という自問を」という三本柱を伝えてくださいました。

そしてその柱間には、「子供に時には失敗もさせること」、「彼らのスローな時間は想像力が育つ大切な時間」「彼らの言葉をゆっくり待ってほしい」「親の有り難味が本当に分かるのは巣立って一人になってから」「外で何があった日でもお母さんのご飯に救われる」・・・・等々の心に残る言葉がいっぱいでした。

姉小路先生には、休日にもかかわらず沢山の時間を割いて貴重なお話をしてくださいましたこと、本当に有り難うございました!

参加してくださった皆さんも、カフェの設置準備や後片付け、更に沢山のアイデアや想いをシェアしてくださり、心から感謝でした!